千葉県市原市の杉田建材の最終処分場について

最終処分場では、廃棄物の減容化や無害化、安定化させるための処理が行われています。そこで、千葉県市原市の杉田建材 株式会社についてご紹介したいと思います。
杉田建材 株式会社は最終処分場を有する産業廃棄物処分業を営む企業です。

杉田建材 株式会社は産業廃棄物処分業の他にも特別管理産業廃棄物処分業や一般廃棄物処分業、一般廃棄物収集運搬業や一般貨物自動車運送事業、砂・砂利、砕石等土木建築用骨材の製造及び販売やセメント販売及びセメント第二次製品の製造販売、土木建築工事の請負、石油類の販売等、損害保険取扱業務、土木測量業務、不動産の管理・賃貸・売買並びに斡旋、農業などを業務として行っている企業です。

杉田建材 株式会社は安定型最終廃棄物処理場を有しています。その敷地面積は約21万m 2、埋立エリアは約15万m2、許可容量約498万m 3、東京ドーム約4個分に相当します。許可品目は、廃プラスチック、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類となっています。処理方式サンドイッチ工法と呼ばれる埋立法です。この方法では、廃棄物を2m 埋めたら50cm の土を覆わせる工法で、行政の覆土検査を受けます。

杉田建材 株式会社は、地球環境保全の重要性を認識してよりよい地球環境を次世代へ継承するという社会的責任を果たす21世紀型企業を目指すということと、地域と共生し、環境へ配慮した企業活動の推進を行うということです。

そのため、産業廃棄物や一般廃棄物に関連する処理事業活動や環境改善に広く取り組みながら、地球環境や地域環境の改善、資源循環型社会の形成、環境保護に貢献するという企業理念を掲げています。そのために杉田建材 株式会社では、平成25年10月25日に、低濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物の無害化処理認定を取得しました。

このことで、トランスやコンデンサ等の電気機器類や、微量PCB汚染廃電気機器等、PCB汚染物、PCB処理物など様々なPCB廃棄物を安全・確実に収集し、運搬から無害化処理を行う事業が行われています。

また、杉田建材 株式会社では環境方針として、環境マネジメントシステムの継続的な改善や、環境汚染防止および、法令・条例・協定等の順守が掲げられています。そして、事業活動が環境に与える影響を的確に把握、評価して、環境目的や目標を設定して、その現実を図るということが掲げられています。このように、最終処分場では特徴ある取り組みを行いながら最終処分が実施されています。